社会人におすすめの通信制高校を紹介!仕事をしながら高校卒業資格を取ろう!

高校を卒業した資格が欲しい、と社会人になってから考える人は多いです。
家庭の事情で高校に通えなかった人や、ストレスで高校を中退してしまった人は、社会人になってからもう一度高校卒業の資格を取ろうと思っているはずです。
通信制高校は、そのような社会人の人に最適な手段です。
全日制の高校のように毎日時間を拘束されることがなく、自分のペースで学習も進められるからです。
この記事では、社会人の人へおすすめの通信制高校を紹介します。
通信制高校の選び方も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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通信制高校に通う社会人は意外と多い!年齢別在籍人数を紹介

通信制高校には、高校生以外の社会人が数多く通っています。
以下の表を見ていただけると、実際にどのくらいの人が通っているのかわかっていただけると思います。

18歳以下…17,813名
19歳… 9,355名
20~24歳… 21,303名
25~29歳… 6,880名
30~39歳… 5,115名
40~49歳… 1,533名
50~59歳… 510名
60歳以上… 601名

60歳以上の人も通っているというのは、少し意外かもしれませんね。
20代の人が18歳たくさん通っているところを見ると、社会人になってから高校卒業の資格を取ろうとしている人が多いことも分かります。

通信制高校に高校生以外が多いのは、元々社会人のための学校だから

通信制高校は元々、社会人が高校卒業資格を得るために作られた学校です。
その制度が実際の高校生の学校としても有用だと認定されて、通信制高校が誕生しました。
そのため、社会人を受け入れる体制が整っている通信制高校も多いのです。

通信制高校に社会人が通うメリットはこれ

高校卒業資格を得るには、全日制、定時制、通信制のいずれかの高校に通うしか手はありません。
「高卒認定」は試験に合格すればよい資格なので、高校卒業とは少し異なります。
高校卒業資格を得るのに、最も社会人にお勧めするのがつうしんせい高校です。
通信制高校に通うメリットは以下の通りです。

  • 通学頻度が少ない
  • 学習ペースを自分で決めることができる
  • 他より学費が安い

一つずつ説明します。

通学頻度が少ない

通信制高校の最も良い点が、何と言っても通学頻度が少ないことです。
全日制も定時制の高校も、週五日決められた時間に学校に通う必要があります。
これは平日の日中に仕事がある社会人にとっては非常に厳しい条件です。

それに対し、通信制高校は基本的に自宅学習です。
学校に通う頻度はそれぞれの学校で異なりますが、年数回の通学でよい学校もあります。
全日制や定時制の学校に比べて圧倒的に拘束時間が短いので、社会人として働きながらでも通うことができます。

学習ペースを自分で決めることができる

通信制高校にも課題の提出期限は決まっていますが、毎日こなさなければならない宿題や課題はありません。
時間がない平日には課題はせずに、休日にまとめてやることも可能です。
授業もいつ聞いてもいいオンデマント配信型の授業がほとんどです。
平日に仕事がある社会人にとっては、非常にありがたい形態だと思います。

全日制や定時制に通うより学費が安い

通信制高校は、他の学校に通うより学費が安いです。
公立の通信制高校に通う場合は三年間で15万円、私立でも75万円程度しかお金がかかりません。他の全日制や定時制に通うよりはるかにコスパが良いです。
学費の面から考えても、社会人にとって通信制高校がおすすめな理由がわかると思います。

通信制高校に通うなら条件を確認しよう

通信制高校は、学費や最低通学日数などの条件が学校ごとに大きく異なります。
これは通学回数の少なさを強みにしているところや、大学進学実績を強みにしている高校など、それぞれ強みにしている点があるからです。
そのため、しっかりと事前に通信制高校の条件を比較しておくことが大切です。
社会人の人が特に注目しておくべき条件を以下に記載しているので、確認してみてください。

学校に通う頻度

学校によって週一回は参加する義務がある学校や、年数回でいい学校があります。
月に何回通うのが現実的に可能か、自分の中で計算しておきましょう。
例えば「二週間に一回が限度」という限度を設定しておけば、学校を簡単に絞ることができます。
いくら学費が安くても学校に通えない、なんてことになっては本末転倒なので、きちんと確認しておきましょう。

学費がいくらかかるか

次に注意したい条件が学費です。
公立と私立でかかるお金は相当異なりますし、私立の中でも差があります。
さらにはサポート校という通信制高校に通うために通う学校もあるので、お金が倍近くかかる高校もあります。

しかし学費を抑えたいという気持ちはわかりますが、できれば私立の通信制高校に通うことをおすすめします。
理由は公立高校の場合は通学頻度が多めに設定されているところが多いからです。
私立高校の方が融通の利く場合が多いです。

社会人コースがある学校は制度がばっちり整っている

通信制高校の中には、「社会人コース」というコースがある学校があります。
名前の通り社会人が仕事をしながら通うコースなので、通学頻度や学習時間に対応しています。
このコースは社会人のできるだけ負担にならないように設計されているので、迷った場合は参考にするといいでしょう。

社会人におすすめの通信制高校

おすすめの通信制高校を紹介していきます。
前述した条件面を確認できるように、「入学できる都道府県・社会人コースの有無・最低通学日数・一単位当たりの授業料」の四点が分かるようにまとめています。
自分の条件にあった通信制高校探しの参考にしてください。

ルネサンス高校

入学できる都道府県 日本全国
社会人コースの有無
年間通学日数 4日
一単位当たりの授業料 10,000円

ルネサンス高等学校は、社会人コースこそありませんが社会人人気が非常に高い学校です。その理由は、年四回しか通学しなくてよいという通学日数の少なさ。
授業もその分オンラインに対応しており、いちいち郵送するような課題も少ないので負担にもなりづらいです。
出願からオンラインで完結している、非常に現代的な学校です。

鹿島学園WEBスクール

入学できる都道府県 日本全国
社会人コースの有無
年間通学日数 数日
一単位当たりの授業料 7,000円

全日制普通科高校の鹿島学園が「通信制で学びたい」という要望に応えて開設した通信制高校です。
ルネサンス高等学校と同じく、通学(スクーリング)日数が少なく人気がある学校です。
授業料に合わせて年間学費も安くなっている点も魅力です。
この学校では、専門のコースがいくつも用意されています。芸能コースやアニメコースなど様々な選択肢があるので、気になる人は確認してみましょう。

日本ウェルネス高等学校

入学できる都道府県 日本全国
社会人コースの有無
年間通学日数 月一回
一単位当たりの授業料 8,000円

日本ウェルネス高等学校は、以前通っていた高校までの単位がそのまま換算されるので、高校中退した人は一回生として入学する必要はないという、非常に優しい学校です。
スポーツにも力を入れており、社会人の野球チームなどもあるので、せっかく通信制高校に通うのであれば何かしたい!という人はおすすめです。

勇志国際高校

入学できる都道府県 日本全国
社会人コースの有無
年間通学日数 4泊5日or 6~12回
一単位当たりの授業料 10,000円

勇志国際高等学校では、スクーリングが選択できる点が特徴です。
年一回の4泊5日の宿泊研修に参加するか、年間合計6~12回の通学化を選べます。
まとまった休みが取れる人は、一回で終わらせることができる宿泊研修はよいでしょう。
中学の基礎から学習しなおすことができるので、学力に不安を覚えている人も安心して通うことができるでしょう。

NHK学園高等学校

入学できる都道府県 日本全国
社会人コースの有無
年間通学日数 4回
一単位当たりの授業 8,000円

NHK学園高等学校は、幅広い年齢層が通う通信制高校です。
毎年千人以上が卒業しており、非常に規模が大きな通信制高校になっています。
ライフデザインコースという名で社会人コースも準備されており、年四回の通学で単位取得が可能です。
中には海外から単位取得をしている人もいるので、非常に融通の利く学校だとわかります。

中央高等学院

入学できる都道府県 日本全国(関東圏)
社会人コースの有無
年間通学日数 週一回
一単位当たりの授業料 9,000円+α

中央高等学校は、高校を卒業するとこに重点を置いている通信制高校です。
それを示すように、高校卒業割合が99%と非常に高い数値を誇っています。
授業に対しても非常に手厚く、卒業要件をクリアすることは可能でしょう。

しかしこの中央学院高等学校は、中央高等学校のサポート校です。
授業料のほかに中央高校の学費を払う必要もあるため、学費は他の高校に比べて倍になります。

第一学院高等学校

入学できる都道府県 日本全国
社会人コースの有無
年間通学日数 3回
一単位当たりの授業料 10,000円

第一学院高等学校は、日本全国に拠点がある規模の大きな通信制高校です。
オンラインで受講できるコースを選べば、通学日数を年三回と抑えることも可能です。
最先端の脳科学を利用して、どうすればやる気を出させることができるかという研究にも取り組んでいるので、一人一人に手厚い学校になっています。

飛鳥未来高等学校

入学できる都道府県 拠点がある都道府県
社会人コースの有無
年間通学日数 20日
一単位当たりの授業料 8,000円

飛鳥未来高等学校は、学校内の施設が非常に充実している通信制高校です。
年間通学日数は他の学校と比べると多いですが、それでも月1~2回なので、社会人にも通いやすい学校です。
プールやトレーニングルームが学校内にあるので、学校に通うついでに利用したい人は検討してみてはどうでしょうか?

自分が希望する条件に合った通信制高校を選ぼう!

通信制高校は、社会人が高校卒業資格を得るために最も優れた選択肢です。
選ぶ際は条件を比較して、自分に合った通信制高校を選びましょう!