通信制高校に通うと人生終わり?そんなわけありません!

「通信制高校に通うことになったら人生終わり」

こんな噂を耳にして、不安に感じている人はいませんか?
……結論から言うと、これは全くのデマです!

この記事では通信制高校に通うことが悪いことではない理由と、実際の通信制高校に通う人の実情について解説しています。
これから通信制高校に通う人はこの記事の内容を参考にして、自信を持って通信制高校に通ってくださいね!

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通信制高校に通っても人生は終わりません!

通信制高校に通ったから今後の人生が終わりということは絶対にありません。
他人に言われたのか自分でそう考えたのかはわかりませんが、まずはその認識を改めましょう。
通信制高校に通ってからきちんと就職する人もいれば、大学でキャンパスライフを謳歌している人もいます。通信制高校に通っている間に身に着けたスキルで起業する人もいます。
このような人がいる中で、通信制高校に通うだけで人生が終了すると判断するのは間違っています。

なぜ人生終わりといわれるのか?通信制高校に根深い負のイメージ

それでも、「通信制高校に通うと人生終わり」というのは他人から言われた人や元々そのイメージを持っていた人は少なからずいると思います。
なぜ通信制高校にそのようなイメージが持たれているのでしょうか?
人生終わりと考えている人の考え方と、その間違いについて解説します。

普通の高校生より劣っている?

通信制高校に通う学生が比較対象にしてしまうのは、全日制の高校に通う学生です。
みんなで授業を受けて、みんなで部活動にいそしみ……という、大人数の中で学生生活を送れないことを劣っていると考えてしまう人もいるでしょう。
ですが、大人数の中で生活しないことは、別に悪いことではありませんし他人より劣っているわけでもありません。
運動ができない・勉強ができないといった数値でわかることならば劣っていると言えるかもしれませんが、学園生活を送ることはいい悪いで判断することはできないことです。

「普通」というレールから外れた生活

普通の学校に通って、普通に就職するか大学に進む。
そんな「普通」というレールから外れることが、人生終わりという認識を持たせてしまっています。
ですが普通ではないレールに乗ったとしても、大学に進学するか就職をして「普通」のレールに戻ることは可能です。
通信制高校に通ったことで、人生すべてが終わるわけはありません。

周りの大人はたいして人生終わりとも思っていない

周りの高校生からは人生終わりという目で見てくるかもしれませんが、大人の人でそのように考えている人はほとんどいません。
高校生の人は「全日制の高校に通う」までの人生しか知らないからです。
大人の人は、その後の人生うまくいく人もいれば失敗する人がいることを知っています。
ですので、もし「人生終わり」ということを言われたのであれば、その人は目の前の事実でしか物事を判断できない視野の狭い人間です。
不安であれば、色んな大人の人に相談してみましょう。

実際はどう?通信制高校の強み

ここまでで、通信制高校に通うことは間違った選択肢ではないことをわかっていただけたかと思います。
それでは、通信制高校の実情はどのようになっているのでしょうか?
現在は時代も進み、リモートも推奨されている世の中なので「人生終わり」なんていわれることはほとんどありません。
その理由を説明します。

高校卒業の資格も変わらず貰える

通信制高校では全日制の高校に通った場合と同じように、高校卒業の資格が貰えます。
ひと昔前であれば、履歴書に「通信課程」という文言を書く必要もありましたが、現在は記入する必要もなくなりました。
就活を行う場合でも通信制高校に通っていることのデメリットはなくなったので、全日制の高校となんら変わることはないでしょう。

コースによっては就職もしやすい

通信制高校のコースによっては、むしろ全日制の高校に通うよりも就職しやすいケースがあります。
通信制高校によっては、普通に勉強を行うコースのほかに、料理やプログラミング、映像といった専門コースがあります。
そのような専門コースで卒業すると、全日制の高校に通っている人よりも就職しやすいことがあります。
入学前に将来の夢が決まっている人は、この専門コースを活かしてみてはどうでしょうか?

大学進学に強い高校も

大学進学を目標に掲げている通信制高校も存在します。
いくつかの学校では、旧帝大やMARCHといった難関大にも進学実績があります。
通信制だからと言って、勉強ができないということもありません。
大学進学してみたいという人は、大学進学を掲げている学校を探してみるとよいでしょう。

むしろ全日制の高校生より優秀?

通信制高校が全日制高校との差がないことは理解していただけたでしょうか?
たとえ学校に毎日通学せずとも高校は卒業できるし、就職はできるし、大学にも進学できます。全日制の高校生に劣っているなんてことはありません。
というより、むしろ通信制高校に通っている学生の方が優秀であると言えるかもしれません。
その理由を、以下に二点紹介します。

自己管理ができる

通信制高校では、授業を自分自身で進めていく必要があります。
授業のペースを自分で考え、自分で計画的に課題をこなしていきます。
これに対し全日制の学生は、授業のスピードは先生が考えて、次の日までに出された課題を受動的にこなすだけです。自分で学習ペースを考えて管理することはありません。
そのため、自分の行動をすべて自分で決めている通信制の学生の方が優秀だと言えるのではないでしょうか?

学校生活以外のことに打ち込める

通信制高校は学校に通う頻度が少ないために、自分のために時間を使うことができます。
アルバイトでも趣味活動でも、自分がしたいことに集中して打ち込める環境です。
ただ周りと同じ行動をとっている全日制の高校生とは違って、自分の意志でやることを取捨選択して活動しています。
学校生活以外のことに全力で取り組めることは、将来の礎になるかもしれません。

通信制高校に通う上で大切なのは、目的意識を持つこと!

通信制高校は全日制高校と違って、自由に使える時間が多いです。
そのため、ただ無気力に毎日をこなすのではなく、自分が何をしたいのかを考えながら通うことが大切です。
大学に行ってみたい・アニメ関係の仕事に就きたい・起業したい……、何でも構いません。
この先の人生で何をするか、そのために今何をするか考えることができれば、きっと充実した学生生活になるでしょう。

在学中にやりたいことを見つければいい

もちろん入学前から明確な目標があれば学校選びにも活かせるので、早いうちから目標を定めておいて悪いことはありません。
それでも通信制高校に通いながら、なんとなく将来のビジョンを考えていければよいでしょう。
学校の授業を聞きながら、趣味活動に取り組みながら、アルバイトをしながらやりたいと思えることを決めていってほしいと思います。
目標さえ決まれば、その後の自分がやるべきこともはっきりするはずです。

通信制高校に通っても人生は明るい!大切なのは、そこで何を為すか

通信制高校に通うと人生終わり、というのは目先のことしか見えていない人間の戯言です。
将来を見据えている人や人生経験が多い大人の人からすれば、ただの選択肢の一つでしかありません。
そのため通信制高校に通うことをそんなに悲観せずに、そこで自分が何をしたいかを考えることを重視しましょう。
目的意識を持って過ごすことができれば、きっとその先の人生は明るいです。