「“バカ”と“ブス”こそ東大に行け」少し過激な言葉ですが、これは漫画ドラゴン桜で有名なセリフです。
どうせ受験するなら難関大学へ進学したいと思いませんか?「全日制高校じゃないと難関大学は厳しいのでは?」と考えている方もご安心ください。通信制高校でも難関大学を十分狙うことができるのです。
⇒『通信制高校から大学進学は可能?』
今回は通信制高校から難関大学への進学方法をご紹介します。
※本ページにはPRが含まれます。
目次※クリックで見たい所へ移動できます
通信制高校の大学進学率は全日制高校に比べて低い
通信制高校と聞くとなんとなく「進学に力を入れていないイメージ」を抱く方が多いのではないでしょうか?
確かに、全日制高校は通信制高校に比べると大学進学率は落ちます。
大学進学率 | 専門学校進学率 | |
---|---|---|
通信制高校 | 16.6% | 23.8% |
全日制高校 | 54.4% | 23.0% |
専門学校への進学率は通信制高校の方が高いですが、大学進学率は3分の1以下です。この数字を見ると「通信制高校から大学進学できるのはごく一部」と考えられますよね。しかし、通信制高校の進学率が低いのは、そもそも大学受験する方自体が全日制高校よりも少ないことが原因です。
そのため、進学率を見ただけで大学進学を諦めるのは早計です。
まずは難関大学への第一歩として、進学率の高い通信制高校を探す、あるいは大学入試の仕組みを理解しましょう。
大学入試の仕組み
続いて大学入試の仕組みを説明します。大学入試は主に、センター試験、国公立大学試験、私立大学試験、推薦入試・AO入試の4種類に分けられます。
大学入試センター試験
大学入試センター試験は日本最大規模の試験で、大学入試センターが実施する試験です。センター試験の日程は毎年1月中旬の土日に2日間かけて行われます。
国公立大学の一般入試受験者はセンター試験を1次試験として受験しなければなりません。私立大学はセンター試験の成績を利用することができるセンター試験利用方式を取り入れています。
大学センター入試の科目は以下の通りです。
科目 | 内容 |
---|---|
国語 | 「国語」 |
地理歴史 | 「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」 |
公民 | 「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理・政治・経済」 |
数学 | ①「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」 |
②「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・B」「簿記・会計」「情報関係基礎」 | |
理科 | ①「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」 |
②「物理」「化学」「生物」「地学」 | |
外国語 | 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」 |
「英語リスニング」 |
国公立大学入試
センター試験と2次試験で80%の合格者が決まるのが国公立大学入試です。先ほどお伝えした大学センター入試で5~7科目受験した後に一般入試が行われます。国公立大学の入試は約80%が一般入試、15%が推薦入試、3%がAO入試となっています。
一般入試の実施時期は2月下旬から開始されます。
私立大学入試
私立大学入試は一般試験、推薦入試、AO入試に分類されます。私立大学入試もメインは一般入試です。一般入試は、センター方式と一般方式に分けられます。
私立大学のセンター試験科目は3科目のみ受験します。文系学部志望の方は文系科目、理系学部志望の方は理系科目を選択します。
私立の大学入試は早ければ2月上旬から、遅ければ3月まで行われます。2期(または後期)試験も行われるので、センター試験から受験する方は長期戦になります。
推薦入試・AO入試
推薦入試
推薦入試・AO入試は募集人員も少ないですが、全体の9割の大学が導入している入試です。推薦入試の中でも指定校推薦と自己推薦があります。指定校推薦では学校が推薦しているため高確率で合格することができますが、自己推薦は自分で直接大学に推薦するため合格率は下がります。小論文や面接、基礎学力試験、調査書などの書類審査を組み合わせて受験生の適性を判断します。
AO入試
AO入試はエントリーシートと面接で意欲や適性を判断します。大学によってはプレゼンテーションや論文などを課して受験生の適性や学習意欲を総合的に判断します。
学力よりも「学習意欲」や「大学入学の目的意識」が選考基準として重んじられます。
通信制高校から難関大学へ進学するための心得
通信制高校から難関大学へ進学するための方法をご紹介します。
進学率の高い通信制高校を選ぶ
進学率の高い通信制高校を選びましょう。進学率の高い通信制高校では、進学コースが設けられており、大学入試に特化した授業を受けることができる、教師の進路指導が手厚いなどのサポート体制が整っています。
進学率の高い通信制高校は、合格実績を見ると難関大学へ合格している先輩が多いことがお分かりいただけると思います。
学習塾に通い勉強できる環境を整える
しかし、全ての通信制高校が進学に力を入れているわけではありません。また、国公立大学や難関私立大学への入学を目指すのであれば、勉強できる環境を増やすのも一つの手です。
学習塾やサポート校に通えば、勉強時間は必然的に増え学力も上がります。
通信制高校が難関大学への進学に有利な場合もある
通信制高校が全日制高校よりも難関大学の進学に有利になることもあります。
通信制高校の最大の特徴は、自由な時間が増えることです。全日制高校は1日の登校時間が決まっており、平日は受験勉強ばかり行うことはできません。
しかし、通信制高校は授業時間も自由なので、その分受験勉強に費やせる時間も多くなります。進学コースを設けている学校に通えば、効率の良い受験対策を行うこともできるのでおすすめです。
難関大学への進学が有利な通信制高校
ルネサンス高等学院
ルネサンス高等学院はバラエティ豊かな専門コースが用意されており、その中の1つに進学コースが設けられています。将来の夢を追いかけながら通学している生徒も多いため、学校の雰囲気全体が明るいことも特徴です。生徒一人一人に合わせて指導を行っているため、志望校の入試に向けて効率よく勉強することができます。その結果、大阪大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学など難関校への合格実績があります。
Wスクールコースも設けられているため、過去に不登校を経験した方も基礎から勉強ができます。
費用 | 金額 |
---|---|
入学金 | 50,000円 |
授業料 | 250,000円 |
教材費 | 60,000円 |
施設費 | 20,000円 |
諸経費 | 50,000円 |
初年度学費合計 | 430,000円 |
おおぞら高等学院
おおぞら高等学院は専門科目が豊富、登校日数の幅が広く通いやすいことが特徴です。全日制高校をほとんど変わらない日数で通うことができて、勉強に力を入れやすい環境です。秘訣はマイコーチ®と言って、担任が選べるということです。成績が指導者によって変わると言っても過言ではありません。難関大学への進学のためには、相性がよく、わかりやすく指導してくれる担任が必要ということが分かりますね。
費用 | 週5通学コース | 週2日通学コース | 週1日通学コース |
---|---|---|---|
入学金 | 100,000円 | 100,000円 | 100,000円 |
授業料 | 480,000円 | 240,000円 | 180,000円 |
提携通信制高校学費 | 350,000円 | 350,000円 | 350,000円 |
初年度学費合計 | 930,000円 | 690,000円 | 630,000円 |
一ツ葉高等学校
一ツ葉高等学校は、1人1人の学習能力や性格に合わせて学習を進める少数精鋭の指導を強みにしています。グループ学習塾を運営していることもあり、特に大学受験対策には力を入れています。現役予備校講師がオンデマンドで授業を行ったり、個別で学習カリキュラムを作るなど、教員の質やサポート体制が手厚いという特徴もあります。2年連続で東京大学への合格実績があり、長い歴史の中で培ったノウハウが集積されています。
費用 | 大学進学コース | 一般コース |
---|---|---|
入学金 | 80,000円 | 80,000円 |
授業料 | 570,000円 | 430,000円 |
施設使用料 | 30,000円 | 30,000円 |
提携通信制高校学費 | 7,000円 | 7,000円 |
教育充実費 | 50,000円 | 50,000円 |