子どもが「通いたい」と言っている高校は、本当に大丈夫なのか?
たまにニュースで、通信制高校に通う子が犯罪行為に走っているのを見聞きするが、この学校はどうか?
そんな疑問が浮かぶご両親の皆さん。
「ウチは先生と生徒のコミュニケーションが多いですから大丈夫ですよ」と言われても、判断材料にはならないですよね。
多様な生徒を抱える通信制高校だからこそ、きちんと社会性の教育も行ってくれるところを選びたい。
そんな時に、「こんなところに着目してみると面白いかも?」という、一風変わったポイントをご紹介します。
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甲子園出場校をチェック?!部活動が盛んな学校は狙い目
クラーク記念国際高等学校は、通信制高校で初めて夏の甲子園に出場した通信制高校です。
他にも神村学園や聖光学院など、全日制高校と併設している通信制高校もあります。
甲子園は、毎年夏のスターが生まれる、注目度が非常に高い大会。
甲子園出場校は毎年校内外での問題発生抑止に、かなり神経を尖らせているといいます。
野球部員が関与していなくても、社会的に大きな問題を起こした生徒がいれば、出場辞退を迫られる恐れがある為です。
つまり、メディアからの注目が集まらない学校より、学校のイメージ維持に注意を払っているはずです。
入学させるだけ入学させて、後は放置……なんて教育方針の学校を避けるなら、「イメージを大事にしたい」と思ってそうな学校を選ぶのも一つの手です。
スクーリングは日数より頻度が大事
例えば同じ「年間10日程度」のスクーリングでも、夏と冬の2回、5日ずつやる所もあれば、毎月1回登校してもらう学校もあります。
私が先生なら、1年前に10日ほどしか会っていない生徒のことを、ロクに覚えていられないと思います。
今この場を滞りなく過ごしてもらうだけの指導と、月1ペースでの指導とでは内容が変わってくるでしょう。
スクーリングをチェックする時は、日数だけでなくどれぐらいのペースで行われるのかを確認すると安心ですよ。
先生と生徒が接する機会の多いところが安心
部活動にしろ、スクーリング回数にしろ、「先生と生徒が話す機会が多いかどうか」が一つの判断材料にすると、少しは分かりやすいのではないでしょうか。
通信制高校の場合、「1クラスに1人の担任」ではなく、「1人の生徒に、1人の担任」をつけるところが多いです(もちろん先生は同時に複数の生徒を見ていますが)。
自分につく先生を指名出来る「パーソナルティーチャー制度」があるクラーク記念国際高等学校は、先程も書いた通り毎年甲子園出場を目指して頑張っている学校です。
硬式野球部だけでなく、軟式野球部や、バレーボール部などその他の運動部も大きな大会で好成績をおさめています。
登校日数も、最低でも月に1回は通うので、この記事でご紹介した「安心しやすいポイント」が全て揃っています。
お子さんやご家庭の事情次第で、最適な学校というのは変わってくるため、「絶対ここが良い!」とは言えませんが、比較の軸とするのには良い学校だと思います。
是非気になる学校と比べてみてください。