府内高等学校は、大分県唯一の単独通信制高校(全日制や定時制などの併設ではない学校のこと)です。
元々は不登校支援を中心としたサポート校として運営し、後にクラーク記念国際高等学校の大分キャンパスとして、そして平成22年に府内高等学校として独立しました。
昔は不登校支援が中心だっただけあって、生徒の心のケアには定評があります。
登校日数は週1日から5日まで自由に選べるため、「学校に苦手意識を持っている方」「社会人として働いている方」から「大学や専門学校を目指す方まで幅広く生徒を受け入れています。
通信制高校と聞くと「生徒一人一人に目を向けられていない」とマイナスイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、府内高等学校では学力面はもちろん、社会で必要な人間力も養うことができます。教室で机に向かって学ぶ時間だけでなく、ご自身の興味・関心を知り、専門的な知識を身に付けるサポートも行っています。
今回は、府内高等学校の学費、特徴、コース、口コミなどをご紹介します。
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府内高等学校の学費
入学金 | 学校にお問い合わせください |
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教材費 | |
施設設備費 | |
合計 |
※ 学費については学校にお問い合わせください。
府内高等学校の特徴
授業で学力と人間性の両面を養える
当然のことですが、学生と社会人は異なります。しかし、ほとんどの方が学生から社会人になるため、両者のギャップに苦しむこともあります。
社会人として苦労する方の大半が、社会人に必要な人間力を学生時に学んでこなかったため。
全日制高校では在学期間の大半を授業が占めます。しかし、府内高等学校では高校卒業のために必要な科目は通信制の形式で学習するため、必須授業の他に興味のある専門的な分野に取り組む時間があります。
その時間を活用し、大学進学を目指す、医療系など難関専門学校を目指す学力をつけることができます。また、簿記や会計・宅建やパソコンなどの実務的なスキルを身につけることもできます。
部活動や趣味の探求に精を出すなど生徒一人ひとりが自分の将来も見据えながら、マイペースで意義のある毎日を過ごすことで人間力向上を目指します。
生徒の元気・やる気・根気を育成する
生徒が充実した高校生活を送るためには、元気・やる気・根気が必要不可欠と言われています。しかし、不登校や高校中退を経験した方はこの3つが十分でない場合が多いのです。
府内高等学校が元気・やる気・根気を求めるのにはいくつか理由があります。
まず「元気」。何事も健康でなければ行動に移すことができません。毎日の学校生活に慣れることで元気を取り戻します。登校できない方は「早起き」や「掃除」でも構いません。
些細なことで継続することで元気を取り戻すことができます。
次に「やる気」。元気を取り戻すと自然に何かに取り組もうといく気持ちになります。何かに取り組む気持ちになれば、それはやる気が出た証拠です。やる気が出たらまずは続けてみましょう。
継続できれば、3つ目の「根気」に繋がります。根気が身に付くことで簡単には投げ出さないご自身の強みとなりますし、「仕事を依頼しても諦めない」という信頼にも繋がります。
府内高等学校で「元気」「やる気」「根気」を身に付け、社会で必要な人間力を身に付けましょう。
府内高等学校のコース紹介
コース名 | 特徴 |
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週5日通学コース (フレックスコース) |
全日制高校と同じように、平日は毎日通学して授業を受けるコースです。午前中は必修授業を受け、午後はご自身の興味のある科目を選択することができます。受験対策、資格対策なども充実しています。 |
週1日通学コース (スクーリングコース) |
学校以外での活動を続けながら、高校卒業を目指せるコースです。週1日のみで卒業できるので、社会人として働かれている方や不登校や高校中退で登校日数を減らしたい方にもおすすめです。 |
府内高等学校の募集要項
入学時期 | 【新入生・転入生】 4月、10月 【転入生】 随時 |
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募集定員 | 学校にお問い合わせください |
選考方法 | 書類選考、作文、面接、学科試験(週5日コースのみ) |
府内高等学校の基本情報
制服 | あり(購入自由) |
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部活動 | あり |
学校行事 | あり |
インターナショナルコース | 学校にお問い合わせください |
府内高等学校のスクーリング
頻度 | 週1~週5日 |
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場所 | 府内高等学校キャンパス |
府内高等学校キャンパス所在地
〒870-0839 大分市金池南1-8-5
府内高等学校の口コミ
2013年度卒業生 | 男性 |
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全日制高校に通っていましたが、学校でいじめに遭い不登校になりました。保健室登校で学校に足を運ぶことで精一杯でしたが、いよいよ学校のことを考えるだけで吐き気を催すように。学校は本来勉強しに行く場、友人と楽しく談笑する場であると思うと、もっと別の選択肢があるのではと考え環境を変えることを決意しました。地元大分で唯一の通信制高校で、登校日数も自由に選べる府内高等学校を選びました。専門学校進学の夢は諦めていなかったので、登校日数を1日から5日に変更し、勉強に勤しみました。相談に乗ってくれた府内高等学校の先生には頭が上がりません。ありがとうございました。 |
2014年度卒業生 | 女性 |
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正直、高校で勉強しても意味がないと思っていました。進学を目指す人は別だけど、受験対策だけして、後は大学とかですきなこと学べばいいのではと思っていました。でも、府内高校の先生は、「高校で勉強しているのといないのとではどの後の人生に大きく影響する」と言っていました。意味のない勉強なんてないのだと気付かされました。高校の時点で気が付けて本当に良かったと思っています。専門学校への進学が決まりましたが、これからも「なぜ勉強するのか」を忘れないよう、しっかりと学んできます。 |
2015年度卒業生 | 男性 |
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府内高校では勉強だけでなく、学校行事が充実しています。秋の遠足では長崎のハウステンボスに行きました。希望者は修学旅行もあり、東京や関西、韓国に行く年もあるとのことです。通信制高校って自宅で勉強して、引きこもっているイメージがありましたが、予想外に楽しい学校行事が充実していて驚きです。 |