甲陽音楽学院はバークリー音楽大学の連携校です。高等科は屋久島おおぞら高等学校の通信教育で高卒資格を得ながら、音大受験や音楽の学習を他の時間に行います。プロフェッショナルコースかスタンダードコースに分かれて、セミナーコンサートなどの実習も積んでいきます。プロの演奏家、クリエーターの育成を行っている甲陽音楽学院は高校科目として、レポートの授業、単位認定試験と並行して、音楽の科目も学習します。年に一回、集中スクーリングとして屋久島までスクーリングに宿泊学校という形で向かいます。スタンダードコースで習熟度が上がった生徒はプロフェッショナルコースへの転籍も可能なので、少し余裕のあるスタンダードコースからスタートするということも可能です。学校は愛知県名古屋市と兵庫県神戸市にあります。名古屋校はライブハウスも多い栄などにも隣接しているため、近隣のライブハウスで講師がライブを行うことも多くあります。神戸本校も三宮の近くにあり、交通アクセスは抜群です。
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・甲陽音楽学院の学費
学校名 | 甲陽音楽学院 |
学費 | 入学金:160,000円 設備費:100,000円/年 維持費:100,000円/年 実習費:85,000円/年 授業料:730,000円/年 377,500円/半期 |
総額 | 1,175,000円/年 822,500円/半期 |
※この学費はプロフェッショナルコースのものです。甲陽音楽学院は高校卒業資格を得ている人が通う本科、留学科などの他に、高等科を設けて、通信制高校に通いながら音楽の学習ができるカリキュラムを構成しています。屋久島あおぞら高等学校とは別途学費がかかります。コースによってかかる学費は変わりますので、資料請求を行ってください。技能連携校となるので、就学支援金制度を利用することができません。屋久島あおぞら高等学校の学費は就学支援金制度の対象です。
主専攻科目はマンツーマン指導
甲陽音楽学院では楽器実技やゼミなどもあります。各楽器実技指導やゼミスタイルの授業はマンツーマン指導を行っているので、実技の個人差で授業位ついていけないなどの心配はありません。音楽理論や音感などを鍛えるイヤートレーニングなども高等科の授業で取り入れられています。専攻科目もボーカル、ジャズボーカル、ギター、ジャズギターなど細かく分類したコースで、マリンバやビブラフォンなどコンサートなどではよく目にするものの、なかなか高校生が専門に学ぶことのできない楽器の実技指導も行っています。クラシック音楽にも対応しています。音楽理論の他にも、音楽史や音楽ビジネスなど、実際にプロになったときに役立つ学科も豊富に開講、選択することのできる科目となっています。
留学制度もある
甲陽音楽学院は、本科を卒業している生徒の留学制度として、バークリー音楽大学や、ニューパーク音楽大学へ行くこともできます。高等科の場合、そのまま甲陽音楽学院の総合本科や、専攻科に進学することも可能なので、海外の音楽大学を目指したいという生徒にも最適です。声楽やクラシックミュージックにとどまらず、サウンドクリエイト、音響などのエンジニアコースも本科にはありますから、高等科で学習しているときに、自分が音楽に携わりながら、どのような仕事に就きたいかなども考えておくといいでしょう。高等科でも現役でミュージシャンとして活躍している先生から学ぶことができます。また半期が終わるごとに面談があり、先生と次の履修科目に関することも一緒に考えることが可能です。高校を中退してしまった生徒、転学なども積極的に生徒の受け入れを行っているので、学年途中から音楽を中心に学習することを選ぶことができます。高等科卒業後は、各種大学や専門学校、甲陽音楽学院の本科や、バークリー音楽大学などへの留学なども可能です。高校生から、プロで活躍できる講義が非常に多いカリキュラムとなっています。